2023/02/10 00:00
子供のころから裁縫の得意な母が作ってくれた服を着て育ちましたので
衣類を購入することは殆どありませんでした。
家族の服以外にも、人に頼まれてその人の一張羅(いっちょうら)の服を縫ってあげることがあったようです。
製図、型紙起こし、裁断、仮縫い、縫製 1枚の服ができるまでの仕事を
すべて一人で楽しそうにやっていました。
仕上がるまでの間、その服の生地の端切れや縫製糸がいつも身近にありました。
昨日2月8日は針供養の日
久しぶりに母の針山を出してきて、
その手仕事を偲びました。
今私は、メーカーさんが仕立てた衣類を求める人に繋ぐ仕事をさせて頂いています。
着る人と作る人の思いの橋渡しができたらいいなと思っております。